そろそろテレワークに慣れて来たという方へ、ライブ配信の道の者から一歩上の通話をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症に伴う昨今の状況により、日本でもテレワークが推進されました。「日本企業でネット通話を用いた会議というのは未来永劫来ないもの」かと筆者は感じていましたが、社会の急展開により導入が進みました。
昨年はまだカメラ+通話アプリである Zoom をパソコンで使うだけで精一杯の方も多かったでしょうが、そろそろ慣れた頃かと思います。そこで、一味違う・少し上の通話テクを今回ご紹介します。
筆者は普段ライブ配信を専門にしています。ゲーマーには改めて申すような内容ではないと思いますが、日本の社会人の方々へ「ゲーマー御用達」とも言うべきテクニックをご覧に入れます。
[図1. Zoom通話 Before → After。同じウェブカメラでもこれだけの変化を出せます。]
照明やカメラ設定に関する内容は、Zoom 通話会議に限らず動画撮影など普遍的に活用可能です。
1. 導入
レベルとしては、Zoom で自ら通話が出来る方ならば自分で出来る設定を意図しています。
プロダクション級の20万〜100万円するようなセッティングではなく、今お使いのパソコンに追加で10万円未満で・人間一人で実現できる装備をご紹介します。
[図2. (Before) よくある Zoom の画面]
おそらく多くの方の Zoom は図2. のような設定になってしまいます。更には光がチカチカ点滅していたり。色調整した結果として顔色が青くなっていたり、光りすぎて見づらくなっていたり。
…しかし、適切にセットすれば、ウェブカメラでも高品質化が可能です。
オンライン会議ではクオリティはマナーです。社会で言うスーツや腕時計のようなものだと捉えています。是非ともキレイに設定しましょう。
[図3. (After) 今回提案する高品質になった状態]
業界的な話をしますと、ライブ配信業界も数年前は「クロマキー」や「背景抜き」が流行っていたのですが、今は一周回って図3. のようなトレンドになりました。背景を映して「いいカメラ」「いい部屋」が主流です。
勿論今回の技術は Microsoft Teams, Google Hangouts などでも適宜応用可能です。筆者はどのサービスでも用いています。自宅に Windows, Mac が複数台ありますが、カメラとマイクだけUSBを付け替えてあらゆる通話サービスへ転用しています。
今回の設定では最終的に USB ポートを2個使用します。
2. 音質
音質はライブ配信で最も重要と言われています。
新規視聴者がチャンネルを訪れた時、離脱する理由の一位が「音質」
という格言があります。エビデンスや統計は confidential ですが、ライブ配信の世界の者ならば大体が納得するでしょう。
オンライン会議はライブ配信視聴者と異なり “気分で抜ける” ということは無いでしょうが、音質が悪いことは最も相手のストレスであると言えるでしょう。
そのため今回は「音質向上」から説明します。音質なくして通話なしです。
2.1 問題提起
おそらく今お使いの Macbook, ウェブカメラ, ヘッドセットでは、キーボード音・お子さん音・家の環境音が入ってしまいます。また、どうしてもホワイトノイズが発生します。今回はこうした問題を解決します。
実際 Macbook のマイクはかなり良いのですが、より上があります。「そんな細かい違い分からないでしょ」と思いきや、一度上を経験すると差が分かるようになります。
2.2 購入ギア
以下の製品を買います。(Mac・Windows 共通)
部位 | 製品名 | 値段 |
---|---|---|
マイク | SM58 | 10,500円 |
Audio Interface | AG03 | 14,200円 |
XLRケーブル | なんでも可 | 2,300円 |
マイクアーム | AT8700J | 7,900円 |
マイクホルダー | AT8406A | 1,100円 |
※価格は参考です
オーディオインターフェース (Audio Interface) とは、ここではマイク音声をUSBに変換する機材です。マイクだけではパソコンに繋げません。
もしビックカメラやヨドバシカメラの店舗があれば、たいてい全て揃います。Amazon やヨドバシドットコム等で買われても大丈夫です。
以下留意点・註釈です:
- マイクアーム・マイクホルダーはご自身の机に合わせて違うものを買って頂いても大丈夫です。
- 店舗に行く際は机の大きさと厚みを測っておいて下さい。
- マイクについては同じシリーズである Beta58a をオススメされる方もいます。そちらを買われても大丈夫です。
- 「XLR ケーブル」とは「キャノンケーブル」と同じです。
- マイク SM58 は、スイッチが有るモノ・無いモノの2種類があります。筆者は無いモノ派ですがそこは好みです。
2.3 組み立て
買ったらさっさと組み立てます。
まずはマイクです。マイクとオーディオインターフェースをXLRケーブルで繋ぎます。マイクアームも組み立てるとこのような形になります:
[図3. マイク側]
↑XLR ケーブルがマイクに刺さっています。ケーブルはブラブラしないよう、アームに巻きつけています。
続いてオーディオインターフェースです:
[図4. オーディオインターフェース側]
↑このようにセットします。先程のXLRケーブルの逆側が刺さっています。見えていませんが、USBケーブルがPCに繋っています。オーディオインターフェースで音量を調整するため、机の上に置いておくのがオススメです。
オーディオインターフェースはちゃんと設定せねばなりません。まずは「電源」を押し、白く光ってONになっていることを確認します。
あとは、図4. に「音量1」「音量2」と書いたつまみを上げておきます。ここでマイクに話しかけて、電源下の緑のランプが光れば成功です。細かい調整は次の 2.4 で行います。
※「COMP」ボタンはコンプレッサのことです。基本的には押してONにして大丈夫です。ここでは詳細は省きますが、声が大きくなりすぎたり「音割れ」が起きたりすることを防ぐ機能です。コンプレッサでぐぐって頂くと説明があります。
2.4 ソフトウェア設定
ここからはパソコンの中の設定です。コーダーの方などPCに慣れている場合はここの説明は不要かと思いますが、自信が無い方は御覧ください。
ここから遂に Zoom で設定します。
Zoom を開いて、ログインして下さい:
[図5. Zoom 画面。Windows, Mac 共通]
右上の歯車を押して「設定」を開いて下さい。これは Windows の Zoom を用いていますが、Mac 版でも見た目は同じです。
[図6. Zoom 設定画面]
設定画面から「オーディオ」タブを選びましょう。ここに「マイク」欄があるため、「AG03」を選択して下さい。実際に表示される名前は図のように「ライン(3-AG06/AG03)」みたいな表記になっていたりします。
USBが繋がっており電源がONになっていれば選択出来るはずです。 ここでマイクメーターが動いていればOKです。動いていなければ、「音量1・2」のつまみを上げて調整しましょう。 口がマイクに近くなければ反応しないためそこもご注意ください。
ここで動いているならば、実際の通話でも大丈夫です。かなり良い音質になったはずです。
基本的にはこれにて音声設定は完了です。
(※以上の情報は、動画やライブ配信をしている方々で、なんとなく音質に納得が行っていない方にも参考になると思います。)
2.5 補足:スピーカー
図3. (After) での筆者はヘッドセット(イヤホン)をしていません。マイクSM58は周りの余計な音を拾わないため、通話中にスピーカーからパソコンの音を出しています。耳フリー(??)な通話が可能です。
↑30秒の映像ですが、筆者が左下でジャケットを着て通話しています。ここで筆者はスピーカー+マイクSM58でした。相手の音がループしたり、ハウリングしたりしていない様子が分かると思います。
スピーカー設定は図6. 「Zoom 設定画面」で設定します。「スピーカー」とあるので、ここでお好きな選択肢を選んで下さい。マイクがSM58等のダイナミックマイクである限り、イヤホンではなくPCのスピーカーから出して大丈夫です。
3. 映像
音声が整ったところで、満を持して映像を調整します。
改めて、図1. を見ましょう。
[再掲:図1. ]
再び申しますが、ウェブカメラでも一定以上のクオリティを出すことが可能です。既にお持ちのウェブカメラでも、USBで外付けのモノならば良い画質が出るはずです。
3.1 問題提起
上とかぶる内容もありますが、既存の Zoom 方式(図2.)ですと:
- なんとなくカッコ悪い
- 下を向いているため、影が強いし逆光気味
- なんか光がチカチカしている
ということがあります。
他にもよくあるカメラの例をご紹介しましょう:
[図7. よくあるカメラ例。Logicool C920使用。]
なんとなくご覧になったこと有ると思います:
- 色が鮮やかすぎる
- 色が白すぎる
- 全体的に画質が悪い
といった弱点があります。実はこれは、図1.(図2., 図3 も同様)と全く同じウェブカメラを用い、ありがちな設定にして撮影したものです。同じカメラでも設定次第でこのようになっている方を、ライブ配信でもオンライン会議でも大量に拝見して来ました。
そのため、ウェブカメラをお持ちの方はそのままで大丈夫です。今回は照明+ソフトウェアで問題を解決し、一味違う通話を実現するものです。
3.2 購入ギア
まずは部屋を模様替えして、通話に集中できる空間を作ります。家の隅っこが理想的です。
その上で、今回購入する品はこちらです:
部位 | 製品名 | 値段 |
---|---|---|
ウェブカメラ | Logicool C920 シリーズ | 11,000円 |
環境照明 | YONGNUO YN360 | 12,000円 |
照明三脚 | Neewer Light Stand | 2,600円 |
正面照明 | GREEN HOUSE GH-CSL48D-BK | 2,100円 |
ウェブカメラの Logicool C920 はシリーズ製品ですので、C920 でも C922 でも番号が似ていれば大丈夫です。
[図8. Logicool C920。これと同じ形ならばOKです。]
更に言えば、これよりも価格が安い Logicool c270 などをお使いでも、ある程度の能力は発揮できます。
また、ウェブカメラは初心者のうちは目線と同じ高さか、それよりも高いところに置くことをオススメします。ノートパソコンの内蔵カメラのように目線より下に設置してしまうと、顔の影が目立ってしまうためです。図1. After(= 図3.) の筆者は三脚でウェブカメラを設置しています。
[図9. 環境照明。背景に色を当てるための照明です。]
この照明↑ YN360 は、RGB 方式で色を変更できるため、何色にも出来ます。赤・オレンジ・ピンクやら紫・黄色にも出来ます。忘れずに三脚も一緒に買って下さい。
[図10. 正面照明。人に光を当てるための照明です。]
この正面照明↑は小さな足がついています。ご自宅の環境に合わせて、自分の顔にライトを当てるならどういった足が欲しいか考慮して選択肢を替えて下さい。
3.3 ウェブカメラ
今回はまずウェブカメラについて説明します。
はじめにウェブカメラのドライバーとして、Logicool G Hub をダウンロードして下さい:
ダウンロードされましたら、ウェブカメラのUSBをパソコンに挿して、Logicool G Hub を開いて下さい。ウェブカメラが認識されていればOKです。
もし画面で 「光がチカチカする現象」 が起きていた場合、この Logicool G Hub の画面で:
- Mac :「ビデオ設定>詳細」を選び、「電力線周波数(ちらつき防止)」の選択肢をいじる。
- Windows : 「ビデオ」の「アンチフリッカー」をいじる。
を試して下さい。チカチカする現象が止まるはずです。終わりましたら、Logicool G Hub を閉じて下さい。
また、改めて申しますがウェブカメラは自分の目線と同じかそれよりも高所に配置することを心掛けて下さい。
その後、 無料「ライブ配信ソフトウェア」である OBS をダウンロードして下さい(Mac, Windows 問わず):
今回は OBS でウェブカメラの設定を行います。「なんで?」と思われるかもしれませんが、柔軟な設定をするためにここがポイントなのでご一読お願いします。
OBS を開いて下さい:
[図11. OBS 画面]
OBS を開かれると上の図11. のような画面が広がっていますが、画面が真っ暗だと思います。そこで、図10. の示す下の「+」を押すとウェブカメラ映像を追加出来ます。選択肢「映像キャプチャデバイス」を押してください。
[図12. OBS 「映像キャプチャデバイス」追加画面]
すると図12. のようなウィンドウが登場しますので、確実にこのように選択してください。デバイスでは「C920」のある選択肢を押し、プリセットでは 解像度「1920x1080」, FPS「30」にします。
もし設定を間違えた場合も、ソースの「映像キャプチャデバイス」を右クリックして「プロパティ」を開きますと同じウィンドウが現れます。
- ※ お手元のOBSバージョンによって「解像度 = Resolution」「FPS = Frame Rate」だったりします。)
- ※ Logicool G Hub を入れていないと、この選択肢が正しく表示されない可能性があります。
- ※ しかし Logicool G Hub と OBS で同時にウェブカメラは開けません。OBS を開く際は必ず Logicool G Hub を閉じて下さい。
- ※ C270 などを使われている場合、1920x1080の選択肢が無いと思います。その場合は最大画質である1280x720などを選んで下さい。
- ※ 解像度(Resolution)を正しく選択しないと、図7. のようにぼやけた感じになります。
- ※ 繰り返しですが、「画面がチカチカする現象」が起きていた場合は、Logicool G Hub のウェブカメラ設定から(上述)。
こう設定してみると、実は今までお持ちのウェブカメラでも充分な性能が出せたのに、それを引き出していなかったことが分かったりします。
OBS に画面が映りましたら次に行きましょう。
3.4 照明
Logicool のウェブカメラをパソコンに繋いで、Logicool G Hub と OBS で正しくセッティング出来た場合、既にある程度の映像が出来ているはずです:
[図13. Logicool G Hub 後に OBS に映っているモノ]
この図13. のようになります。図2., 図7. のよくある Zoom 画面と比べると、だいぶ進化しました。これでも充分なのですが、少し不満点があります。図1. After (= 図3. )と比較してみますと、:
- 家の蛍光灯を使っていると影が下向きに出て表情が暗い
- 顔色が調整出来ない
- 日によって光量がなんとなく変わる
これらを対処するために「照明」があります。
では、上で紹介した照明器具を組み立てて下さい。そこからの手順は以下です:
① 部屋の電気を消してください。
(光は全て買った照明で行います。)
② YONGNUO YN360 に三脚をつけて組み立てて下さい。この照明は RGB 形式で自由に色を変えられるため、お部屋をどんな色にも染められます。筆者は今回ピンク〜紫にしています。
この照明は、人ではなく背景に当てて下さい。
③ 「正面照明」GREEN HOUSE GH-CSL48D-BK を自分の前に立てて下さい。良い感じの台がなければ、なんとか固定してください。ここばかりは読者ご自身の力頼みになります。
この正面照明は、その見た目の通り、人の顔面に光を当てるモノです。
④ 色をいい感じに調整しましょう!
顔に当てる正面照明(GREEN HOUSE)は色温度を調整できる機種にしています。普通は暖かめの色を選ぶのがオススメです。ただ、ライトを人に直接当てると顔がテカリ過ぎることが有ります。照明にビニール袋をかぶせたり、壁に反射させて当てたりして、人の顔のテカリを抑えましょう。
背景照明(YONGNUO)は、顔に当たる色とコントラストが有るとキレイになります。つまりは、真っ白よりもピンクや青といった色を想定した使い方をします。
これら ①②③④ を経ると、図1. の色になります。やはり 図13. よりは 図1. まで持って来たいはずです。
[
照明を紹介する動画の例
。最近はこうした色設定が流行です。]
3.5 Zoom 映像
ここまで来ましたらほぼ完成です。
あとは OBS で作った映像をリアルタイムに Zoom に送ればOKです。
[図14. OBS仮想カメラ]
そのためには、OBS で「仮想カメラ開始」↑を押します(図14)。
続いて、Zoom 設定の「ビデオ」タブから、カメラを「OBS Virtual Camera」にして下さい。
これで映ります。完成です!おめでとうございます。
4. おまけ
ここから先は知らなくて大丈夫ですが、気になった方はより一歩先へ行くための導線です。
4.1 おまけ:OBS 応用
OBS ではより複雑なことが出来ます:
[図15. OBSで静止画・文字列を載せる]
このように好きな静止画・文字列を入れられます。ライブ配信向けのソフトなので当たり前です。
今まで通話会議で、背景に名刺の画像を使う方をお見かけしました。そういった方は本日の方式に切り替えることに抵抗が有るかもしれませんが、OBS を活用すれば心配ご無用です。お名前・部署・メールアドレス・QRコード等、手入力が出来ます。勿論、名刺を載せてもOKです。
OBS にクロマキーの機能も有ります。
本当はWindows OBS の「映像を構成」や Win, Mac Logicool G Hub で細かい色調整が出来ます。興味ある方は OBS 色補正の記事( 例 )を探してみて下さい。
4.2 おまけ:家を紫色にしたくない
まあ、「家を変な色に染めるのはイヤ」という方はいらっしゃると思います。王道の白色ライトでキレイに見せたい、ということもあるでしょう。
そういう場合は、筆者が紹介した正面照明・背景照明を買わずに、 “良い白色ライト” を購入しましょう。使用されている方を挙げます:
[図16. 良い白色ライトを使う例
がくとさん
]
図16. のこの方↑はウェブカメラではなくより良いカメラを使用しているのですが、照明も “良い白” を使っています。
白ライトは何でも良いのでは?と思われるかもしれませんがそうではありません。ライト次第でカメラへの映りが変わります。
安い白色ライトだけで照明をセットしますと、カメラには青白く映ってしまいます。例えば 図7. 青白い方のようになります。そこで「CRI値」が90以上のライトを買うことをオススメします。CRI値とは「演色性」とも呼ばれます。
CRI値の詳細は他文献にお任せします。一般的に家の蛍光灯がCRI値が低い(低演色)ので、Zoom 会議でも青白く映っている方をお見かけします。
白色ライトは例えば 「LEDライトプロ VLP-9000XD」 をご検討下さい。
4.3 おまけ:更に上のカメラ
「ウェブカメラよりも良いカメラを使いたい」そういったご希望も有るでしょう。ただ、これは少し機材が増えます。
[図17. Nikon D810 を用いた例]
例えば図17. は↑筆者が一眼レフカメラの Nikon D810 で映っている様子です。動いていないので分かりづらいですが、より奥深く・ノイズの少ない映像になります。他の例も挙げます:
[図18. 最新のライブ配信の例。
出典
]
図18. は生放送でカメラに映る人間です。現代のゲーム実況はこんな感じも見かけます。是非URLをクリックして動く様子も御覧ください。
これを実現するには、一眼レフカメラなど高性能なカメラを用意し、その映像出力をPCでキャプチャする必要があります:
- カメラ
- HDMI ケーブル
- キャプチャデバイス
を購入頂きます。全て説明をすると長くなりますので、こちらの記事などを御覧ください:
ただ、一眼レフカメラを買うとなると、本体とレンズあわせて30万円ほどは必要になってしまいます。いきなりは抵抗がある場合:
- ソニー SONY VLOGCAM ZV-1
といったカメラを中古で購入してみて下さい。
追記
良い感じの vlog 用カメラをウェブカメラとして USB だけでパソコンに繋ぐ方法について、ビックカメラさんが良い動画を出されていたのでご紹介です:
[ 元URL ]
以上
以上です。これらをきっかけに、是非ご自身の通話を良いものにして下さい。最近は初対面の方との第一印象が通話になることも多いでしょうから、良い印象を持たれるためにも通話品質はマナー的テクニックだと思います。
今回ご紹介したモノを全てご購入頂くと(「4. おまけ」を除く):
- 音声:約36,000円
- 映像:約37,000 円
で7万円超えとなります。ただ、既にウェブカメラをお持ちの方は追加出費は不要です。また、音声・映像片方だけでも導入頂いても価値が有ると思います。
音質や映像については、本来ご説明すべき背景・理論的裏付けがたくさんあります。今回はそうした部分を省いて、筆者の技術流派から見た結論だけ申し上げました。ご質問あらば、 Twitter へリプライ・DMでお受け致します。今回 Facebook でご覧になった方はメッセージもお寄せ下さい。
今回の文章をご覧になれば内容は充分かと思いますが、もし企業の方で社員向けにこうした「テレワーク通話技術講習」などご希望であれば、そういった件も別ルートから承ります。同様に DM お寄せ下さい。